2018/05/08
白く輝く歯は、清潔感や若々しさなど印象を大きく左右するため、ヘアスタイルやメイク、ファッションなどと同等に気を使われる方が近年とても増えています。
そこでこのページでは、歯を白くするにはどのような方法があって、それぞれどのくらいの費用がかかるのかをご説明したいと思います。
まず歯の着色には大きく2種類あり、それぞれに適した落とし方があります。
→歯表面の汚れや着色を落とす「着色除去」が適しています。
着色除去にはいくつか方法がありますが当院で行っているのは下記の2種類があります。
①歯磨き粉による着色除去
②エアブローによる着色除去
→歯そのものの色を白くする「ホワイトニング」が適しています。
ホワイトニングには下記2種類があります。
③ 薬剤によるホームホワイトニング
④ 薬剤によるオフィスホワイトニング
このように、歯を白くするには上記①~④の4つの方法があります。
ちなみに当院では②→③の順での施術をオススメしているのですが、詳しくは下記に書いていきますね。
おそらく一番多くの人が取り組んでいる"歯を白くする"方法だと思います。
理由は、なんといってもお手軽だから。
毎日使っている歯磨き粉を専用のものに替えるだけですから、簡単ですよね。
でもこの方法、気をつけてほしいことが2点あるんです。
まず、歯磨き粉では歯表面の汚れ・着色しか落とせないということ。
理由は簡単で、歯そのものを白くするには「過酸化水素」という成分が必要(後で詳しく説明します)なのですが、市販の歯磨き粉にはそれを使用してはいけないと薬事法で決められているからです。
なので、歯磨き粉でできることはコーヒー・お茶・ワイン・カレー・タバコ等による汚れ・着色をこすって落とすことだけだと心得てください。
そして2つ目は、「研磨剤」を多く含む歯磨き粉を使わないで欲しいということ。
研磨剤という荒い粒々を多く使って着色を削り落とすという発想の歯磨き粉があります。これは一時的に歯を白くはしますが、実は歯の表面に顕微鏡レベルの小さな傷をたくさん付けてしまいます。この凸凹ができてしまうと、そこに汚れが入りやすく/落ちにくくなり、結果的には更に着色が酷くなってしまいます。
ですから歯磨き粉を使う場合は「無研磨剤」もしくは「低研磨剤」と書かれたものを使うようにしてください。
費用としては、数百円から数千円までいろいろな種類の歯磨き粉があります。
どの歯磨き粉を使えばよいかのご相談なども当院にて承りますので、ぜひお気軽にお声がけください。
当院として、まず最初に試していただきたいのがこちらです。
原理としては①と同じですが、歯科医院で炭酸カルシウムという粉末を高圧力で噴射する機械を使って、歯の表面にこびりついた汚れを吹き飛ばす方法です。
歯ブラシでは届きにくい場所の汚れも、きれいに取り除くことができます。
費用としては、前歯のみだと5,000円、奥歯まで全て含めると8,000円となります。
ただしこちらも、あくまで歯の表面の着色を除去する方法です。
着色除去によって表面の汚れ・着色を除去した後に受けていただきたい、歯そのものを白くする方法です。
原理としては、前述した過酸化水素によって歯の表面のエナメル質を構造変化させることで、経年・加齢により変色した奥の象牙質を見えなくし、結果として歯が白く見えるようになるというものです。
具体的な方法としてはまず、歯科医院で歯型をとり、薬剤を注入する溝があるホワイトニング専用のマウスピースを作成します。ご自宅でそのマウスピースに薬剤をつけて装着し、30分〜数時間ほど放置する。たったこれだけです。
当院がこの方法をオススメする理由は、歯への負担が少なく、安価で、また歯科医院に通わずとも自分の好きなときに好きな程度まで歯を白くできるからです。
費用としては、マウスピース上下セット作成が20,000円、1週間分の薬剤が3,500円となります。
歯科医院で、過酸化水素を含むホワイトニング剤を歯の表面に塗り、その薬剤を活性化する光を照射することで、短時間でのホワイトニングが可能となります。
施術時間は約1時間、費用としては12万円となります。
早く歯を白くしたい方にオススメですが、費用がかかってしまうのと来院のお手間がかかってしまうため、当院としてはホームホワイトニングをオススメしています。
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